水上寺について

水上寺について

心に寄り添い、祈りとご縁を紡ぐ
成田山水上寺

明治21年、大本山成田山新勝寺よりお不動明王を勧請して創建された成田山水上寺。
以来130年以上、地域の皆さまの心の拠りどころとして、ご祈祷・供養・ご相談を通して人生に寄り添ってまいりました。
現代に生きる人々の心が、少しでも穏やかに、やさしく整うように、私たちは、一つひとつのご縁を大切に、丁寧にお手伝いしております

祈りは、人を幸せへ導く力

幸せに生きるための支えとなるお寺でありたい

私たち成田山水上寺は、「幸せだと思える人生を歩むためのお手伝いをしたい」という想いから、日々祈りを重ねています。
悩みや不安を抱えるとき、誰もが「話を聞いてほしい」「心を休めたい」と願うものです。
そんな時こそ、静かに心を委ねられる場所でありたい。
ご縁のあるすべての方が、安心と笑顔を取り戻せるように——
水上寺は、祈りを通じて人々の幸せを支え続けています。

ご挨拶

成田山水上寺三世住職の小豆畑照徳でございます。
開祖・照清大和尚の教えを受け継ぎ、「人々の心が穏やかで、豊かに生きられるように」という願いを胸に、祈りの活動を続けております。

お寺とは、ただ祈る場所ではなく、人生の節目に寄り添い、心を癒す“拠りどころ”です。
これからも地域の皆さま、そしてご縁をいただくすべての方々とともに歩みながら、信頼と安心を感じていただけるお寺であり続けたいと願っております。

合掌

成田山水上寺の歩み

時を超えて受け継がれる祈りの場

成田山水上寺は、明治21年(1888年)に大本山成田山新勝寺の御分霊を勧請し、お不動明王をご本尊として創建されました。
開祖・照清大和尚にはじまり、第二世・照常大和尚の代にかけて境内の整備が進められ、今日のように多くの方が訪れる祈りの場として形づくられました。
境内には、仁王門や薬師堂をはじめ、永代観音堂、水子堂、開山堂などが立ち並び、清らかな空気と自然に包まれた静かな時間が流れています。
四季折々の景色が訪れる人の心を和ませ、いつの時代も変わらぬ祈りの灯が絶えることなく受け継がれています。

明治21年 大本山成田山新勝寺より御本尊不動明王を勧請し、成田山水上寺創建
昭和20年代後半 開祖・照清大和尚が町内に小堂を建立
昭和30年 金神堂建立
昭和33年 鐘楼堂建立
昭和35年 現在の本堂建立、宗教法人登記
昭和40〜50年代  仁王門、庫裏、薬師堂、永代観音堂、水子堂、開山堂などを建立

御本尊の教え

御本尊・不動明王の慈悲を胸に

成田山水上寺の根底にあるのは、御本尊不動明王の「広大無辺の大慈悲心」です。
お不動さまの教えは、怒りの姿でありながらも、すべての人を救おうとする深い慈悲の心。その教えに倣い、私たちは「生きる喜び」「信頼」「安心」の三つを大切に、祈りを通して人々の心を照らしてまいります。

「生きる喜び」とは、大きな達成だけでなく、日々の暮らしに散りばめられた心地よさを味わい、感謝して生きること。
「信頼」とは、お寺と人、人と人の繋がりを大切に。
「安心」とは、祈りの後に訪れる穏やかな心の安らぎ。

この三つの祈りを礎に、誰もが自分らしく、心豊かに生きられる社会を願っています。
寺離れ・葬儀離れといわれる今の時代だからこそ、 水上寺は“開かれたお寺”として、どなたにも寄り添う祈りの場であり続けます。
どんなときも、心のよりどころとなれるように。 不動明王の慈悲を胸に、これからも「人の心に灯をともす寺」でありたいと願っています。

ご相談・お問い合わせ

本堂では御本尊不動明王へのご参拝をはじめ、御朱印の授与や各種ご祈祷、ご供養なども行っております。
ご参拝や行事、御朱印に関するご質問も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ご縁のあるすべての方が、笑顔で日々を過ごせますように。